さて、
手垢にまみれることの必要性。
映画鑑賞年100作品を目指しています。
『21世紀ホラームービー年代記(クロニクル)』(以下『ホラクロ』)と言うホラー映画紹介本に載っているホラー映画を全部観る。
www.netritonet.com
www.netritonet.com
*
アナログとデジタル
新聞は一覧性の高いアナログのメディアです。
自分の視界が捉えられる範囲内だったら一目でパッと把握することができます。そして見出しによって、その面や日における各記事の重要度も瞬時に理解できます。
一方、ネットニュースはリコメンド性が高いデジタルメディアです。
お気に入り関連の関心の高いことについての情報がリコメンド(=お勧め)されて紹介されます。ある一つの情報に詳しくなれます。
そして人々がリコメンドを受けた結果、アクセス数によって、どの記事に注目が集まっているかリアルタイム(新聞よりもホットな状態で早く)で分かります。
メリット・デメリットはそれぞれにあります。
デジタルの方が様々な点で圧倒的にスピードが早い。在庫の整理、管理が簡単。無限にリンクを貼ることができ情報をまとめられる。
ネットのリコメンド機能は便利である反面、偏食になりかねない。情報が偏る。
食事と同様に健康を気にして、バランス良く情報を摂取する必要である。そうしなければ知らぬ間に自分自身が洗脳してしまう可能性がある。
筆者は新聞ではなく、TSUTAYAでアナログとデジタルの差、それぞれのありがたみを実感したました。
特にアナログの「手垢にまみれることの必要性」を再認識しました。
映画鑑賞年間100作品、『21世紀ホラームービークロニクル(以下21ホラクロ)』掲載映画全鑑賞を達成するためにアマゾンプライムビデオ(以下APV)でせっせと映画を観ていました。
しかしAPVの見放題作品以外でのレンタル作品の視聴レンタル料が嵩み始めました。更にAPVだけでは網羅できない映画がちらほら出てきました。
そこでTSUTAYAプレミアム(以下TP)のサービスに加入しました。
このサービスの特徴は
- 旧作DVD・BD返却期限無し借り放題。
- 5作品まで同時に借りることが可能。
(地域や店舗によってサービス内容が異なるらしい) - 動画配信サービスTSUTAYA TVで見放題。
APVと同様の配信サービス - 月額¥1,100~
デジタル化に向かっていた筆者が、ここにきてTSUTAYAに通ってDVDを借りるようになるとは自分でも驚き。
店舗で目当ての物を探すのに時間がかかる。
ネットのようにキーワードを入力してEnterすれば一発とはならず、棚の前であいうえを順に視線を動かさなくてはならない。
しかし棚を見れば、どの作品に人気があり、名作と呼ばれて人々に長い期間残っているのかが分かる。
なぜならTSUTAYA側のオススメや注目作品が面をこちらに向けて陳列されている(しかし、この陳列方法の信憑性は漫画喫茶アルバイト経験からすると怪しい。何が根拠なのかさっぱり分からない時がある。社長の秘書の好みや、ダーツで決めているのではないだろうか?)からです。
そして一番の絶対的な見分け方は「パッケージがボロい」かどうかです。
日焼けしている、破れている、写真やロゴに年代を感じる、つまり手垢にまみれている。
そこには「経過した時間」と「人間の痕跡」の証があります。
TSUTAYAでは新作~旧作のあらゆるジャンルの作品があります。店舗の広さには限界があり、なんでもかんでも在庫を確保できるわけではない。
するとあまり借りられない(人気の無い)作品は店舗に置かれなくなる。
借りられるもの(人気なもの)は残る。ボロくなり手垢にまみれる。
これはネットに書き込まれているレビューなんかよりも確実に、その作品のオススメ度を判断できる証拠です。
必ずしも古く残ってるからと言って良作が残っているとは断定できません。
しかし刑事じゃないけど、足を運ぶのは大切です。
*
現在、週2〜4作品のペースで映画を観ています。
年間映画鑑賞100品は簡単にクリアできそうです。しかしTSUTAYAに行くことで観たい作品が増えて『21ホラクロ』全制覇が遠のきそうです。笑
今後ともAPV、TPよろしくです。
end...
それではお先に(失礼します)!!