9/21(火) ミザリー
作家とNo.1のファンの映画。
【 ジャンル: キラー/サスペンス/バイオレンス 】
【 ★★★★★★★★☆☆ 】
小説を書き上げた、小説家〈ポール・シェルダン〉。脱稿ルーティンを行い、喜びを噛み締める。創作で篭っていたのは、山の上にある、御用達のホテル。そこから車で帰宅するも、大雪。やめておけばいいのに下山する。下り坂でタイヤはスリップし、ハンドルはコントロール不能。崖に突っ込み、激しく横転する。チーン。
事故からポールを救ったのは、自称ポールのNo.1ファンで看護師の〈アニー〉。
とても親切に看病してくれる。
しかし〈ミザリー〉の死を知ったことをきっかけに(『NARUTO』の〈サスケ〉の死のように)、アニーのサイコな本性が剥き出しになり、ポールは恐怖の缶詰創作生活が始まる。
まず、メインビジュアルの強面小太りおばさんってミザリーじゃなくてアニーなんだ、と驚きました。スティーブン・キング『キャリー』がそうであるように、タイトル=メインキャラクターだと思っていたんです(女性という共通点からしても)。
登場人物が少なくて、物理的にも精神的にもクローズドな環境が僕にとってツボでした。スティーブン・キング『シャイニング』がそうであるように(雪山という共通点も悲惨)。
ポールにとっては監禁と暴力は絶望の連続。なにより書きたくもない続編を書く、しかもアニーのためだけに書くのは生き地獄。
女性が単独で行う異常行動は、現実的に模倣可能性が高過ぎて、痛すぎる。
しかし、なぜアニーがあんなにもサイコパスになってしまったのか?ナチュラルボーンキラー?原作を読めば分かるのかしら?
『ミザリー』の教訓
・己のためのルーティンは、己を助ける。
それではお先に(失礼します)!!
おおぬ菌
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