映画を週1作品観れば、おおよそ1年間で50作品。
記憶力が「フライドチキンの骨並み」なんもんでブログを書いています。
(どゆこと?)
2021年7月に観た映画
- 7/2(金) ウィッチ
- 7/4(日) MEG ザ・モンスター
- 7/17(土) ヴィジット
- 7/18(日) ペパーミント・キャンディー
- 7/23(金) 処刑軍団ザップ
- 7/30(金) アンノウン
【 ジャンル 】の基準
簡潔に分かりやすいジャンル分けを心がけています。
【 また観たい? 】の基準
- YES
◎〜○。
好きな映画。心に残った映画。何度も観て味わいたい映画。- 一度で満足。
○〜△。
嫌いでは無い映画。機会があればまた観れる映画。
誰かにおすすめはできる映画(別に誰にもおすすめしないけど)。
めちゃくちゃ暇なときに午後のロードショーでやってたら観ちゃう。- NO
×。
二度観ることは無いであろう映画(必ずしもつまらなかったり、嫌いなわけではない)。- その他
上記の基準には収まらない場合。【 星 】
★は1〜10個
7/2(金) ウィッチ
魔女(の存在)の映画。
【 ジャンル: ホラー/オカルト/スリラー/サスペンス 】
【 また観たい? 一度で満足。 】
とは言え、2回くらい観て、復習した方が良いかもです。
【 ★★★★★★★★☆☆ 】
どこかで情報を得ました。多分、twitterだったと思うんですが。
- 上映されている『ライトハウス』で監督を務めるロバート・エガースの初監督作品の『ウィッチ』がすごいらしい。
- どこかのサブスクリプションでは『ウィッチ』の配信が終了間近である(Amazon Prime Videoではなかった)。
確かにすごかったです。作品に漂う、重く不吉な空気。理性を失い崩壊して行く家族。役者陣の演技力。
目に見えない不確かなものへの恐怖。それが生み出す更なる恐怖。
目に見えない不確かなものへの恐怖=魔女
それが生み出す更なる恐怖=家族内での疑心暗鬼
そもそも魔女なんて存在しているのか分からない。けれども、そこには確かに恐怖が存在しています。不確定だから怖い。
僕は魔女の存在には肯定派です。この作品を観て「ふむふむ、やっぱりそうだよね。魔女っているよね、もしくは魔女的なものはいるよね」と思いました。
と言うか、否定する理由も特にないのだ。
それよりも(?)、本作は僕にとって「アニャ・テイラー=ジョイ」との再会であるわけであって、もちろん『ウィッチ』面白かったです。
アニャとの出会いは映画『サラブレッド』。
お嬢様のリリー役を演じていました。
スッと伸びた鼻。それに連動するようにキュッとした唇に羽ばたきそうな眉と目。他に似たような美人がいない美人顔(ただタイプなだけかもしれないけど)。
彼女は霊長類最強的に「絶叫クイーン」と呼ばれているようです。僕はまだ彼女の本領を全くわかっていない。『スプリット』と『ミスター・ガラス』を鑑賞しないことには、ファンにはなれないと思うわけです。
しかしながら、アマンダ役の「オリヴィア・クック」もかなりの美人である。アマンダの時の表情は、僕の笑顔を否定するかのような嘘のない無表情。
(出演はありませんがが上記作品シリーズの1作目 ↓)
▼ オリヴィア・クック出演
7/4(日) MEG ザ・モンスター
ジェイソン・ステイサムとサメの映画。
【 ジャンル: サメ 】
【 また観たい? 一度で満足。 】
【 ★★★★★★☆☆☆☆ 】
ゾンビ映画は度々観ていましたが、サメ映画を観たのは久しぶりでした。
そして、ジェイソン・ステイサム出演作品を観るのは初めてでした。きっと今までに観たことはあるはずだけど、意識して観たことはなかったです。
そんな彼は意外にも小柄だと思いました。
調べて観たところ178cm(ついでに元飛び込みの選手)。
日本人としてはまずまず大きいが、イギリス人としては平均身長でした。
アクションがかっこよくて意外と小さい姿がV6岡田 准一さんと重なってしまいました。ちなみに岡田さんは169cm(ジャニーズとしては平均くらいだろう(?))。
けれどもですね、ジェイソン・ステイサム氏が小さく見えたのは「MEG ザ・モンスター」こと超大型ザメがあまりに大きかったせいかもしれませんが、皆さんどう思いますか?
7/17(土) ヴィジット
祖父母の家に初訪問の映画。
【 ジャンル: ホラー/スリラー/ミステリー 】
【 また観たい? 一度で満足。 】
【 ★★★★★★★★☆☆ 】
面白い!!
さすが『シックス・センス』『ビレッジ』『スプリット』M・ナイト・シャマラン監督の作品。
映画監督になりたい少女がラッパーの弟と二人で、母方の祖父母の家に初訪問。今回が初訪問なのは、お母さんが喧嘩別れ的に若くして実家を出てしまったから。なんで姉弟二人だけの訪問だったかは忘れた(ただ離婚していて、お母さんは新しい男とバカンス中)。記念すべき初訪問を姉が監督となりカメラに収める記念映画テイストになっています。
初対面のおばあちゃんの夢遊病やおじいちゃんの突発的な凶暴性は怖い。
しかし、本気になって観ていると恐怖なんだけれども、ちょっと冷静になると意外と笑えちゃうコメディでもある。真剣な場面こそ笑ってしまう。
この映画の見所はそんなところではないんですけども。笑
7/18(日)ペパーミント・キャンディー
人生の映画。
【 ジャンル: ドラマ 】
【 また観たい? 一度で満足。 】
もう一回観た方が理解が深まるとは思うが・・・。
【 ★★★★★☆☆☆☆☆ 】
観たいものリストには入っていて、観るきっかけ待ちだった『ペパーミント・キャンディー』。イ・ラン著のエッセイ『悲しくてかっこいい人』で出てきたもんで、これをきっかけに鑑賞。
下記情報はAmazonのレビューから拝借させて頂いてまります。
本作を観るうえで個人的に重要と思われる韓国の歴史
1970年代:「漢江の奇跡」と呼ばれる経済成長
1980年:光州事件(民衆のデモ鎮圧)
1987年:民主化運動(六月民主抗争)
1990年代:経済バブル→97年アジア通貨危機による大不況
本作はキン・ヨンホの人生、20年間を「1999年春のピクニックから1979年の春のピクニックまで」を振り返る。
僕はキム・ヨンホが羨ましかった。
激動の時代を生きれたことが。
日本だと「学生運動」って当時、世代だったらどう感じ、行動していたかと思う。
僕も激しい人生を送ってみたい。
もちろん2020年代も変化が激しい時代かもしれない。でも成熟しきってしまっていて、前の時代のエネルギーの残りで進んでいるような気がする。そして時代そのものを体感しにくい。
それはリアルよりもインターネット場で起こっている変化だからかもしれない。インターネット内だったら基本的には血を流すことは無い。だからこそ平和ボケしてしまっている(その体感はある)。
ある意味、僕も時代に翻弄されているのかな?
時代になんか翻弄されたくないと思っているけど、時代のペースの中にいるのは自分自身なわけであって。小学校の頃、プールの授業で生徒が一斉に時計回りに動けば、プールは時計回りの流れが生まれて、渦ができた。
だからと言って、時代の犠牲者だとは思わない。
ペパーミントキャンディーはキム・ヨンホにとって20年間の記憶を蘇らせる装置というかタイムマシーンだったんだけど。
味とか匂いってその時の記憶が一瞬で脳裏に映し出されますよね。
皆さんも「これを食べると、あの時のことを思い出すわ」って食べ物はありますか?
僕は「クリームソーダ」です。
いつかの元旦の初詣で、クリームソーダを飲んだ弟が表参道で緑色のゲロを滝のように吐いた記憶が蘇ります。
弟は当時3歳くらいだったのに、仁王立ちして首を曲げて嘔吐する姿は体操選手の技のようでした。
なので最近では記憶と食べ物を意図的に結びつけるようにしています。忘れやすいので。好きな人の家に行くとにモンブランを買って行きました。
7/23(金) 処刑軍団ザップ
狂犬病感染パニックの映画。
【 ジャンル: パニック/スプラッター/バイオレンス/スリラー 】
【 また観たい? 一度で満足。 】
【 ★★★★★★★★☆☆ 】
家族を守りたいと思う少年の純粋な正義が引き起こすパニック。
純粋とは言えど、吐き気がする超絶エグいことしてくれる。
悪魔崇拝、ヒッピー・ムーブメント、ドラック・カルチャー、インフラ開発、地方都市、ウイルス、成長、恋愛と要素がごちゃ混ぜで、内容が破綻しているようで以外と消化できてしまう。
カルト・ホラーの傑作ってことで必観。
*
本作(1970年)は「何らかの原因で正気を失って凶暴化した人間たちによる恐怖」がテーマの先駆け的作品らしい。
1973年のジョージ・A・ロメロ監督『ザ・クレイジーズ/細菌兵器の恐怖』
1977年のデヴィッド・クローネンバーグ監督『ラビッド』
2002年のダニー・ボイル監督『28日後...』
の系譜(らしいfrom wiki)。
ゾンビ物と兄弟と言うか、いとこ言うか。
7/30(金) アンノウン
記憶の映画。
【 ジャンル: サスペンス/ミステリー/アクション 】
【 また観たい? 一度で満足。 】
【 ★★★★★★★☆☆☆ 】
アンノウン4コマ
【2021年7月 総評】
見応えある作品ばかりで、なかなか豊作の月でした。
6月観た映画の総評では「映画鑑賞の質を上げるために感想をしっかり書く」ことを今後の目標にしました。
今回は質の高め方の別アプローチとして『アンノウン』でイラストを作成しました。
こうすると作品の内容を割と覚えられるし(多分)、イラスト作品が増えるので一石二鳥なもんで。
そもそも、なぜ「映画を週1作品は観る」ノルマを課して、こなしているのかと言うと「情景のインプット」のなめなわで。
つまりは創作時のアイデアの種を作品から頂戴して、蓄積いる。
完全なる自分のオリジナルで作品を作れるほどに僕は力があるわけでもな。イラストなんかで出来上がったものはほとんどパロディと言ってもいいのかもしれません。笑
今後は即興的な種をその都度、放出してブログにアップしていきます。
即興的な感覚が意外と重要で。
僕のアートワークはせいぜい「ノートの片隅の落書きを周り8席の友人に見せて面白がってもらう」程度のものだと思う。
ちょっと絵が描けるけど、文化祭とか体育祭でその力を発揮したりシャシャリ出れるものでも無い・・・・。
【2021年観て良かった映画 】
- 2/6(土) 早熟のアイオア
- 2/20(土) グリーンマイル
- 4/3日(土) イコライザー
- 4/23日(金) JUNK HEAD ジャンク・ヘッド
- 6/2(日) 激流
【好きな俳優 】
- クロエ・グレース・モレッツ
- アニャ・テイラー=ジョイ
- フローレンス・ピュー
【2021年上映観たい映画 】
end...
Amazonプライムビデオでほとんどの映画を観ています。
それではお先に(失礼します)!!
ぬっきー
個人的プロジェクト
- 文化的オムニボア・ボヘミアンブロガー。
- 毎週、美術館へ行く(2020年4〜月自粛)。
- 映画鑑賞年間100作品2019年11月〜(週換算約2本)。
→2021年週1作品、年間50本目標。