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ヌキノート:4000年続く狩猟文化を残す景観。【世界遺産「氷と海の間のイヌイットの狩場 〜 世界最大の島! 氷河とフィヨルドの狩場」グリーンランド】天貫勇

 さて、
4000年続く狩猟文化を残す景観。

 

 世界遺産 
 「氷と海の間のイヌイットの狩場
〜 世界最大の島! 氷河とフィヨルドの狩場」 

www.tbs.co.jp

「氷と海の間のイヌイットの狩場 〜 世界最大の島! 氷河とフィヨルドの狩場」放送内容|TBSテレビ:世界遺産

 

 

 グリーンランドは世界最大の島です。ほとんどが北極圏に位置するので、冬はマイナス20℃、夏の平均10℃程。今回の世界遺産は日本では考えられない寒さの極寒地帯で、4000年続くイヌイットの暮らしが営まれているフィヨルド地帯。海から内陸の235㎞、ニピサットとアンヴィスイット(現地語で「偉大なる夏のキャンプ」)です。

 フィヨルドは内陸に続く入り江です。グリーンランドは氷河が削ってできた大地が広がっています。削られた大きな溝に海岸部では海水が入り込みフィヨルドができ、内陸部には渓谷地帯・雪解け水の湖ができており、かなりデコボコしていて平らな部分ほとんどない。

 そんな大地をイヌイットは季節ごとに移動します。冬は沿岸部で石・流木・動物の毛皮etc...を使って家を建てる。複数の家族がひとつの家に住むことで、寒さから身を守ります。夏は内陸部でテント生活します。

なぜそんな面倒なことするのか?

 食べるため、つまり「狩猟の場」を得るためです。動物はフィヨルドに沿って季節ごとに移動します。イヌイットもそれに合わせて移動をし狩りをして食料を得ます。 日用品も狩猟で得たものからつくる自給自足の生活です。衣類もアザラシやトナカイの毛皮を縫い合わせるために鳥の骨から針・トナカイの腱から糸を作っていた。

 どのように狩りをしていたのか?

 番組では当時の狩りの様子を残す『石のカカシ』が紹介されていました。イヌイットたちは抜群のチームワークでトナカイを捕らえていた。簡単に言うと「追い込み漁」を行う。

  1. 「石のカカシ」を作る。

    と言っても日本の畑にあるような人っぽいカカシではなく、大きな石を土台にして、雪だるまを作るように人の背丈ほどに石を何個も積むだけ。トナカイは目があまり良くないのでこれで充分に効果があるらしい。

  2. 「石のカカシ」を4kmに渡って数百個ひたすら作る。

    一列に並べます。

  3. 完成した「石のカカシ」の所々に隠れる。

  4. 誰かがその「石のカカシ」エリアにトナカイを追い込む。

  5. トナカイが自分の担当する「石のカカシ」前まで来たら音を出して、隣の「石のカカシ」に誘導する。

    トナカイは音には敏感なようだ。

  6. 最終地点に来たトナカイを弓矢で仕留める。

最後の方の「石のカカシ」でトナカイが来るのを待ち構えてる人は寒さに震えて、声が出ないのではないか?重大な任務である弓矢の係も手が、かじかんで正確に仕留めることが難しそうですね。
以上、イヌイットの伝統的なトナカイの狩猟方法でした。

サルファングイット村

 4000年前に徒歩と小舟でグリーンランドへやって来たイヌイットの皆さんは先ほど紹介した通り、季節ごとに移動をする狩猟の生活をしていましたが、18世紀頃から定住を始めた。
 サルファングイット村はイヌイットの村で現在は114人が暮らしいる。寒く暗い冬を明るく過ごすためにカラフルな家々が立ち並んでいます。家々は基本単色で塗られていて、山田さんちは「赤」、田中さんちは「青」、乾さんちは「黄色」ってな感じで、島はクレヨンを突き刺したようだった。同じ色の家で島が埋め尽くされないようにご近所で会議をするのだろうか?

 定住したとは言え、イヌイットの人々は昔ながらの自給自足の生活を重んじていた。
 カヌーのような小舟で海に出て鉄砲でアザラシを仕留めます。そして海の上で、その小舟に乗ったまま即座に捌いてはナイフで生肉を口へと運んでいた。生肉を食べてるのは血液中のビタミンを摂取するために不可欠のようだが、かなりワイルドだ。
 深い海に住むオオカミウオと呼ばれるアンコウのような顔をした、成人男性の太腿の2倍の太さはありそうな大きな魚を前日に仕掛けた罠から引き上げていた。網に絡まったオオカミウオは船に引き上げられると直ぐにハンマーのようなもの(多分、網を引き上げる時に使うツルハシのような道具。築地で冷凍マグロのエラのところに引っ掛けて滑らせる道具、に似ていた)で頭を叩かれていた。本当にボカスカと滅多打ちにされていた。オオカミウオはその名の通り狼のように顎が発達していて噛む力が強い。頭を叩いて気絶させて噛まれないようにする。
 身が厚く、脂が乗っている。身だけではなく胃袋やレバーも食べる。自然の恵みを無駄にしない。

 *

 イヌイットとして生まれたら、生活は自給自足なので毎日大変だろう。ファミレスも無ければ、美術館やおしゃれな本屋さんも無いだろう。恐らく平均年収も低くく、島や村から立たことない人々もいるだろう。充実感なんか必要なく、ただ生きるために狩りに出なければならない。
 それはイヌイットにとって当たり前のことだ。日本で暮らすぼくから見るととてつもなく厳しい生活に思える。しかし、何も無いようなサルファングイット村の生活はなんだか日本では感じられない「何か」に満ち溢れているような気がする。本当に欲しい物なのか、本当に不必要な物なのか分からない物に囲まれた生活では感じ取れない何かがグリーンランドにはある。ぼくは神奈川県に住んでるけど、どこか違う場所に住みたいと常に思う。ここじゃない素敵な場所がどこかにあるように思える。でも、もし生まれてからサルファングイット村に住んでいたらサルファングイット村出たいとは思わないかもしれない。

 

p.s...

 ホッキョクウサギは体温を逃さないように体の割に耳が短い。ニホンジョセイは満員電車で痴漢から身を守るために体の割に胸が小さい(なわけないか。巨乳もいるか)。

 

 

 end...

 

 

それではお先に(失礼します)!!

天貫勇

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イヌイット―「極北の狩猟民」のいま (中公新書)

 


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