ねっとりとネット

ねっとりとこびりついた「ねっとり」をねっとりと、ネットへくっつけるネット。

太古の地球の姿と人類の痕跡を今に伝える。【世界遺産『ウィランドラ湖群地域 〜 1万5千年前に消えた湖の謎』】ヌキノート・天貫勇

さて、
太古の地球の姿と人類の痕跡を今に伝える。
(登録理由)

 

世界遺産
『ウィランドラ湖群地域 〜 1万5千年前に消えた湖の謎』

オーストラリア:1981年登録

www.tbs.co.jp

「ウィランドラ湖群地域 〜 1万5千年前に消えた湖の謎」放送内容|TBSテレビ:世界遺産

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『三日月型の丘・湖の化石』

 平原の彼方、白く連なる丘。

そこに砂でできた台形、円錐と様々な形の『塔』が立ち並ぶ。

最大で3m級もの塊がそびえる。

 

大砂丘『ルネット』。

湖の岸に砂などが積もってできた砂丘。

 

そこは太古に干上がった『湖の化石』。

東京都がすっぽりと入るほどの広さ。

 

湖は干上がってしまったが、過去に湖と湖とを繋いだ小川だけが池のように今も残る。

 

ルネットは湖の東側のみにできる。

西風が吹いて、砂などを運ぶからだ。

 

砂丘は年間1m、東へ移動している。

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湖跡周辺では

子供のウォンバットの上顎の骨、

ネズミのようなカンガルー・フサオネズミカンガルーの骨、

絶滅した大型の有袋類・ジゴマトゥルスの骨

が見つかる。

昔、70種ものたくさんの動物が暮らしていた。

 

今は湖底は草原になっており、エミューやカンガルーが生息する。

 

www.tokyo-zoo.net

paleontology.sakura.ne.jp

 

 

なぜ豊かな湖は干上がったのか?

大分水嶺、グレイトディバイディング山脈。

海からの風が山脈にぶつかり、山は水を供給する。

東側にはゴントワナ多雨林が広がり、西側ではマレー川へと流れる。

 

しかし、

氷河期に水が途絶えてしまう。

氷河が運んだ堆積物が水を塞き止めたからだ。

 

 

マンゴマン

マンゴ湖は最大のルネットがある。

たまに降る雨が3色の大地を削る。

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1974年にマンゴ湖跡で4万年以上前の男性の骨が発見された。

オーストラリア大陸に人類がいたことの証拠だ。

 

そして2万年前の足跡。

25人ものヒトの足跡。

2m近い男性の足跡。

杖をついて歩行していたであろう男性の右足だけの足跡。

 

マンゴマン達は湖周辺で狩をして暮らしていた可能性がある。

竃で動物を焼いて食べいた。

貝塚も見つかった。

 

しかし今はマンゴマンはいない。どこへ行ってしまったのか?

なぜ姿を消してしまったのか?

それは1cmほどの骨が物語る。

魚の頭部にある小さな骨を耳石(じせき)と呼ぶ。

それは当時の水の記憶を残すメモリー。

年輪のようなものがあり、塩分などの湖の水の状況が分かる。

 

耳石メモリーは

「水が干上がり、水量が減った。

そうすると塩分量が増加してしまう。

淡水魚は塩分濃度が高い水では生きられない。

まず初めに魚がいなくなった。

魚を食べていたマンゴマンも食料がなくなりそこに住めなくなった」

と語る。

 

アボリジニの人々はマンゴマンを自分たちの先祖だと考え、大切な存在として扱う。

 

 

end...

 

それではお先に(失礼します)!!

天貫勇

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