このところ心の中で悪態を吐きがち。
師走の慌ただしさのせいなのか、自分の状態が万全ではないからなのか。何にしてもこの傾向は非常にまずい。
ということで今現在から少し離れて、関係のないことをつらつら考えているうちに思い出したあれこれを綴ってみる。
ミチル
スペース・コインランドリー懐古室
12月号
< 古書店と観劇にまつわる個人的な回想 >
どちらも、もうどのくらい前のことかも思い出せない話。
古本屋。見かけるとつい立ち止まってしまう吸引力抜群のスポット。
種類の多そうな大型チェーン店もよいし、ローカルな佇まいのここ一店舗だけだろうなというようなお店もまたよい。ずっとコアに探し続けているものにはなかなか巡り合えないけれど、店内を流しながら知らなかった世界に巡り合えるのもまた楽しい。立ち寄ったからには何か1冊手にして帰りたい。
ある夜、最寄駅から家に向かう途中に間借りした仮設店のような古本屋さんを発見し、思わず入ってお店の中をぐるぐる回り、吟味に吟味を重ねて選んだその日の1冊を持ってレジへ向かうと―
私の差し出した『デビルマン』を袋に入れてくれながら、お店の人が「お姉さん、通だね」と一言、言った。
☆
ライヴや映画に足繁く通っていた頃の一時期、舞台もいろいろと観に行った。キャラメルボックス、SET(スーパー・エキセントリック・シアター)、WAHAHA本舗 その他もろもろ。
その中でも特に思い出に残っているのが、WAHAHA本舗の佐藤正宏と柴田理恵のオムニバス2人芝居。そのうちの1つのSMコメディを観ていた時、会場中がひっそりと成り行きを見守る中、私と2~3席離れた席に座っていた人だけが同じ個所で笑い声を上げた。
その時その人たちとそれ以上のかかわりを持っていたとしたら、自分に何か変化はあっただろうか。
有っても無くても、どちらかしか知ることはできないのだけどたまに想像してみるのもわるくない。
あ、Merry Christmas!
サンタがいるとかいないとか
一期一会はあるとかないとか
信じるか信じないかはあなた次第!
S.H.フィギュアーツ デビルマン デビルマン D.C.(ダイナミッククラシックス) 約170mm PVC&ABS製 塗装済み可動フィギュア
- 発売日: 2017/01/28
- メディア: おもちゃ&ホビー
a writer:ミチル
属性:Sexually fluid
白玉という名の猫を妄想で飼っている
▼ Written by MICHIRU▼